2014年 06月 09日
欧米風にあこがれて@208
優雅で贅沢で美味しいお昼の過ごし方に対する探究心は、留まるところを知りません。
オープンエアで明るく開放的な店内には、香港のジメッとした生温かい空気が流れ込み不快感満載。予約をしていたからか、3人だったからか、店先テーブル席に案内されたのですが、エアコンの効きがイマイチで、自ら奥のカウンター仕様なテーブル席に移動を希望。この時期、テラス席や屋外で食事をしたりお酒を飲んだりしている欧米人の方は、こんなに暑いのを我慢しているのか・・・。それとも何も感じていないのか、不快感よりも根っからのオシャレ魂が優先してしまうのか・・・。「オシャレとは我慢することです。」と言っていた、某P子さんの言葉が頭をよぎります。
ビュッフェ形式において、1番乗りの特権と言えば・・・
荒らされる前の手つかずの料理に手をつけることができること。
さぁ~!今日も思う存分いただきまーーーーす!!!
ランチメニューは、前菜ビュッフェのみ、前菜ビュッフェ+パスタ、前菜ビュッフェ+ピザでそれぞれ料金が分かれており、わたしたちはパスタ×2とピザのランチを選択。
カウンターに並ぶお料理から、お好きなものをいただきまーーーす。
生野菜は香りの強い野菜も多く、日本でよくあるレタスサラダとはちょっと違ったサラダを、ドレッシングではなくオリーブオイルやバルサミコ、塩、胡椒で調味していただきます。ドレッシング文化は日本だけ??他にもピーマン、トマト、かぼちゃ、イカ等の各種マリネや、クスクス、オリーブ、フォカッチャにサラミや生ハム等、選び方によってボリュームサラダにすることも可能です。
隣の欧米系スレンダー美人は、前菜ビュッフェ+白ワインという炭水化物ナシのランチを、それはそれは優雅に楽しまれており、自分との根本的違いを再確認。
お店のお客さんは、半分以上が欧米系の外国人。
カウンターに料理を取りに来る素敵な人をながめつつのビュッフェ番。
ゆっくりペースでパスタの登場です。
(おかわりした)前菜を食べ終える頃にやってくるのでありがたい。
208のパスタはめずらしい種類のものが多く、日本的スパゲッティ麺はありません。
この日のパスタメニューは、茄子とひき肉のボロネーゼソース(パッパルデッレ)、アラビアータ(リガトーニ)、ジェノベーゼ(フェットチーネ)、野菜の何とか(オレキエッテ)、ムール貝とトマト(名称不明)の数種類。その中から選んだのは、友人おススメのジェノベーゼと貝好きにはたまらないムール貝のパスタ。ジェノベーゼのパスタは、とろりとしたバジルのソースがきしめんのような麺とよく絡んで美味しいパスタ。もう一つのムール貝のパスタは初めて食べるタイプの麺でモチモチ感が少ない独特な食感のパスタで、二人の女子には不評なパスタ。わたしはそんなに気にならなかったのですが、パスタにモチモチ感を求める人には向いていないのかもしれません。パスタを噛んで食べたい人には問題ないかと。
アップで見るとこんな感じです。いやしいわたしは、ビュッフェ台からオリーブオイルたっぷりのフォカッチャを持ってきて、美味しいソースに浸していただきました。
208名物のピザも登場です。
motorinoのもちもち絶品生地のピッツァも美味しいけれど、こちらのピザも最高。むっちり生地に美味しいチーズとサラミのピザ。他には、マルゲリータや茄子のピッツァがあったのですが、単品メニューの値段が高かったこちらのピザに☆なんて強欲な選び方・・・。
追加でデザートのオーダーもできますが、この日は満腹のため次回へ持ち越し。
208は日本でも香港でもない、不思議な空間を味わえるレストラン。
わたしにサラダ+白ワインという、炭水化物なしの食事をする日はくるのでしょうか。