2014年 05月 30日
SOGOの代わりにカニ修行
半期に一度のスーパーセール!!
SOGOへ挑戦状を叩きつけるくらいの気合いを入れて挑んだスーパーセールでしたが、最後まで迷ったお買い得品にも様々な理由をつくって別れを告げ、自分のドケチ加減に呆れつつ、夕食の買い物をしようと街市へ・・・。
カニ☆蟹★クラブー!!
街市には、海老だけでなくカニもいることを知っていたわたし。
この日は、SOGOの腹いせ(決して何かをされたわけではありません)にカニを買うことをひらめき、意気揚々とカニ売り場へと向かいます。
カニ屋のおばちゃんが、カニを裏返しながら
ボーイズorガールズ?
と聞いてくれたので、せっかくだからラブラブカップルで持ち帰り。
生きてるカニの脳天目がけ、
「失礼しまーす。」と声をかけつつフンドシめくって、天然塩をパラリと一振り。
地獄の熱々蒸し器で8分間。
真っ赤にのぼせて出来上がり~☆
手前がボーイズ、奥がガールズ、仲良く整列。
簡単なのはここまで。ここから無言の戦いの始まりです。
恥ずかしガールズ
鮮やかなオレンジ色の内子がたっぷり入っておいしそう~。
どや顔ボーイズ
ガールズよりも少し大きめ。身もミソもたっぷりぎっしり入っています。
もくもくと細部まで身をこそぎ取ること十数分。
手にはいくつもの刺し傷ができ、ようやくカニの解体完了。
手前のガラス容器から時計回りに・・・
ガールズ外子
ガールズ内子&ミソ
ボーイズミソ
ボーイズ身
ガールズ身
少しの無駄も出すまいと、隅から隅までこそぎ取ったにも関わらず、たったこれだけ。
一度出した身を、どういうわけか再度甲羅に戻します。
ボーイズの甲羅にはボーイズの身を、ガールズの甲羅にはガールズの身を、内子とミソは半分こ。これで蟹身の食べ比べもできるはず。
カニとブログは、売るほど時間がある人にしかできないと痛感したカニ修行。
しかも、これではメインにならないところが悲しいところ。
カニが食卓へ上るまで、まだまだ先は長そうです。
殻取って出されたらアッツという間に無くなりそうですね
手にいっぱい傷つけてご苦労様
②蒸される前と蒸された後だと、どうしてこんなに着替えるの?(このお写真だとカラーコンタクトさえ外してる?)
カニをさばいたことも蒸したことも無い自分だから、こんなことしか思い浮かべず。
下処理&調理と共に、性別や身の詰まり方などなど、目利きができるカシタニさんを尊敬です。
甲羅に戻すのも、きっと美味しさのうちなんですね。美味しく食べてもらえて幸せなカニです。
買う側は選べるけれど、買われるカニは客を選べないだろうから、やっぱりこのカニはラッキーですね。
ほんとにカニって不思議ですよね。(海老も)
火を通すと、なぜ真っ赤になってしまうのか・・・。
またその真っ赤なお姿が、非常に美味しそうなこと!!
性別の違いは、たまごがあるかないかで、だれがみでも一目瞭然です。(笑)
さらに、蟹屋のおばちゃんが「ボーイズ」「ガールズ」と言いながら
一つずつ見せてくれるので、間違いありません。
下処理も、以前生き〆にしないと、加熱した際に手足と胴体がバラバラに
なってしまうという話を奇跡的に思い出しただけでありまして・・・。
身のつまりは、言葉の通りにぎっしりと詰まっており、だれが見ても
「ぎっしり」だったのであります。。。
同居人が、自分でカニをほぐしたりしないので、代わりにホジホジ・・・。
ドケチなわたしは、一ミリたりとも残さざるべく、身をほじくりだしたのでありました。
愛知も今はワタリガニのシーズンではないでしょうか!?
今年はトリガイもシャコもカサゴもメバルもいただいていないので、
愛知の春&夏がうらやましいでーーーす。