2014年 02月 24日
香港的手抜き昼ご飯
そんな時に活躍するのがこちらです。
この赤い袋には何が入っているかお分かりになりますでしょうか。
中身はこちらです。
さらにその中身はこちらです。
(人様が作った)ワンタン&水餃子
わたしの住む町の街市には麺の専門店があります。
おなじみワンタン麺から始まり、上海麺に揚げ麺、河粉に米線まで、一通りのレストランメニューはカバーできるほど充実のラインナップ。しかもありがたいことに、麺の具となるワンタンや水餃(水餃子のこと)等も一緒に購入できるのです。
もちろんすべて手作り。街市近くの厨房から作りたてが順次届き、麺と一緒に三種類の餃子類(鮮蝦雲吞、鳳城水餃、菜肉雲吞)があっという間に売れていきます。
しかもこちらのお店、開店している時間が限られているという時間限定麺屋さん。
そんなお店でたった今、工場から出来立ての品が届いたばかり・・・となると
いつ買うのーーー!?
今でしょーーー!!
何のプランもなく街市をさまよっていたわたしは、迷わず購入。
そのワンタンと水餃子がこちらでーす。
手前が鮮蝦雲吞、奥が鳳城水餃です。鮮蝦雲吞は海老メイン、 鳳城水餃は海老に加えて豚ひき肉、きくらげ、タケノコが入っていますので、五目餃子のような感じです。包まれている皮はどちらも同じ。
これに野菜を追加した、今回のランチの材料がこちらです。
河粉(きしめんのような米粉麺)も一緒に購入し、あとはありあわせの野菜で準備完了。
確実に中華風な具と麺を、鰹と昆布出汁に大根おろしを大量に加えた和風みぞれ仕立てに仕上げるという暴挙に挑戦。
コシなし麺の河粉に合わせて、白菜もとろとろに煮込みます。
金魚のしっぽのようにスープを泳ぐ鮮蝦雲吞と、さらにちゅるちゅるの水餃の皮がスープと一体化し、雲吞や水餃のメインは海老や肉などの具ではなく、皮なのではないかと思ってしまうほど美味。それに加えて、コシのない河粉がだんだんと出汁を吸ってさらに腰砕けになるのもそれはそれで美味しく、将来私に介護が必要となった際には、ぜひこのふにゃふにゃの河粉を食べさせてほしいと思ってしまうほど。
ちなみに雲吞と水餃、わたしのおススメは断然水餃です!!
同じ皮を仕様していますが包み方の違いで、水餃の方がより皮のちゅるちゅる感を味わえるのです。逆に言うと雲吞の方が小振りなため、皮が密着しすぎてしまいちゅるちゅる感が減ってしまいます。
小振りながらも一箱にたくさん入っておりますので、ラップに包んで冷凍保存。
冷凍する際は、一度バットなどに重ならないように並べて凍ったところでジップロック等の保存袋に入れておくと、くっつかずに一つ一つ使うことができますが、わたしはくっつき覚悟で1回分ずつ(4つずつ)ラップで包んで冷凍しています。4つがくっついて大きな団子のようになりますが、茹でる際に箸でちょんちょんとつつくと、そのうち自然にはがれてきます。破れることもありますが、わたしはそれほど気にしません。
冷凍しておくと麺の具にはもちろん、茹でたてを薬味いっぱいのポン酢でそのままいただいたり、スープや味噌汁に足したりと、ちょっと何かが足りない食卓で大活躍しますので、ぜひぜひお試しくださいませ。
香港の麺屋さんでも調理前のワンタンや水餃を買うことは可能です。お気に入りの麺屋さんがありましたら、ぜひ尋ねてみてください。「毎打〇〇ドル」で売ってくれます。
雲吞や水餃は、必ずみなさまの日々の生活を助けてくれるでしょう。(笑)
もちろん手作りの品はまた格別ですので、たくさん作って冷凍するのもおススメでーす。