2014年 02月 18日
ビーフシチューでバレンタイン その1
ということで日港ハーフのわたしは、急遽路線を変更し、日式バレンタインで自らお祝いすることにいたしました。
そのお祝いの席に選ばれしメニューが、お世話係の好物の一つである
ビーフシチュー
わたしの中でビーフシチューは「時間・費用・手間」という、家庭料理の3大必要条件すべてにひっかかるという贅沢メニュー。しかしながら、年に一度のバレンタイン。しかも連日10度を下回る寒さが続くここ香港。さらに買い物に行ったスーパーでは、いつもは売り切れの牛すね肉が残り2パック・・・。
ということならば、聞こえてくるのがあの言葉・・・
いつ作るのーーー!?
今でしょーーー!!
意を決して、時間も手間も費用もかかるビーフシチューを作ることとなりました。
奮発して牛肉も購入。(といってもすね肉ですが・・・。)
今回はも恩着せがましく、作り方を事細かに写真に撮りましたので、カシタニだよりをご覧のみなさま、どうぞ事故に巻き込まれたと思ってお付き合いいただけると嬉しいです。
まずは大きめに切って塩コショウした牛すね肉(500グラムくらい)と、スライスした香味野菜(セロリ・玉ねぎ・にんにく・人参・ローリエ)をオリーブオイルでマリネします。
上の画像は見栄えを良くするためにバットを使ってみましたが、実際は下の写真のように、ビニール袋に野菜も肉もどんどん放り込み、オリーブオイルを回しかけたら袋ごと揉み込み、空気を抜いた状態で半日くらい放置します。そうすれば、洗い物も少なく手間もそれほどかかりません。
あまりに辛く、サラダでは食べることができなかった紫玉ねぎも一緒にマリネ。
冷蔵庫にあるあまり野菜もついでに入れてしまうと良いかと思います。
半日ほどこのままにしておくと、水分がでてきます。
なぜこのようにマリネするかは謎ですが、ずいぶん前に見た料理番組でこのやり方が紹介されており、それで作ったビーフシチューをお世話係が「うまい!」と言ってしまったのです。それ以来、わたしの得意料理ということにして、意味も分からずに作り続けているのがこちらのビーフシチューであります。
次にビニール袋の中から肉を取り出し、両面をこんがり焼きます。
本来ならばフライパンで焼くところ、わたしは煮込み鍋で直接焼いています。
ここでのポイントは、今後のためにも肉の数をしっかり数えて覚えておくことです。
肉が焼けたら、ビニール袋の野菜をすべて加えて蒸し煮にします。
鍋に蓋をし、しばらくすると・・・
何とも言えず良い香り。野菜からもこんなに水分がでてきます。
あとは水を足しつつ、アクをとりつつ、ぐつぐつぐつぐつ煮込むだけ。
鍋におまかせ、時間におまかせ、気がすむまでじっくりと煮込みます。
煮込む時間が自己満足度をより高めますので、お好みでどうぞ~。
わたしは1日ぐつぐつ言わせておりました。(家にいる時間のみ)
カシタニ渾身の気合いたっぷりビーフシチュー、出来上がりは次回を乞うご期待!(笑)