2013年 10月 18日
シティホールの美心皇宮で休日飲茶
香港人の休日の定番「飲茶」へ、お世話係を引き連れ行ってまいりました。
今回は、シティホール内にある「美心皇宮(マキシム)」というレストラン。
12時半頃到着すると、広い店内は飲茶を求めるお客さんでいっぱい。
受付に人数を伝え、番号札をもらってしばらく待ちます。
(予約を受け付けていないので、時間に余裕を持っておでかけ下さい。)
わたしとお世話係の待ち時間の過ごし方は、全くもって異なるもの。
2人でおしゃべりしながら仲良く待っているわけではなく、それぞれ単独行動となる
わけですが、お世話係は、なるべく人のいない邪魔にならない場所へ行き、携帯
電話で仕事をしながら静かに待ちます。わたしはというと、レストランに入るぎりぎりに
陣取り、店内の様子や人気メニュー、他人の食事の進行具合まで厳しくチェック。
この探求心がお勉強に向いていたならば、天才学者になっていたかも〜!!
30分ほどで店内へ。期待も空腹も最高潮です。
30分の待ち時間で、お店のシステムと人気メニューの考察は済んでおりますので、
あとは実践あるのみ~!こちらのお店は、昔ながらのワゴンスタイルです。
定番の海老蒸餃子と小籠包。海老蒸餃子は飲茶には絶対に欠かせません!!
これを食べていないテーブルはないのでは・・・というほどの定番料理です。
小籠包も薄皮の中にたっぷりスープが入っていて美味~!
貝柱のスープ餃子に海老の腸粉(ライスクレープ蒸し)、春巻き
ちゅるちゅるした腸紛が大好き。これも飲茶には欠かせません。
湯葉包み蒸し(ジューシーで美味)と香港チックな炒めものの蒸し餃子。
この蒸し餃子の皮が、ムチムチですっごくおいしかったー!!
ご飯ものも・・・ということで、メニューからオーダーしたのがこちら。
待ち時間の偵察時、煮豚や炒めもの的な餡かけ風のおかずの乗った壺入りご飯
がワゴンで回っていたのを目ざとく見つけ、広東語で書かれたメニュー表の中から
推測し、オーダーしてみました。
しかしながら、想像とは全く違うものが登場~!30分の研究も、実践では役に立たず!
気を取り直して、お汁粉ワゴンから紅豆のぜんざいを。わたしの定番です。
想定外の料理もありましたが、とっても美味しくて大満足。
休日の定番「飲茶」。我が家でも定番化したーい!
以下、今後のために飲茶の心得を覚え書きしておきます。
飲茶で大切なのはタイミング。
回ってくるワゴンは、ジャンルによって分かれています。
例えば・・・
餃子系 (海老蒸餃子・野菜蒸餃子・ニラ蒸餃子など)
焼売系 (定番の海老焼売から肉焼売、魚介の焼売など多種多様)
饅頭系 (肉まんのようなチャーシュー饅頭などのおかず系とカスタードや南瓜餡
入りのスイーツ系があり)
揚げ物 (春巻きやタロイモコロッケ、海老すり身揚げなど種類も豊富)
腸紛系 (海老・チャーシューが人気。タレをかけてくれます。)
お粥系 (熱々のお粥をその場でお皿に取り分けてもらえます。)
おかず系(未開の領域。鶏の足や排骨煮、魚介系のものなど、日本ではあまり
馴染みのないおかず系のメニューが多数。香港の方には人気が
あるようで、白いごはんにもあうメニューが多い様です。)
ごはん系(専用の器に入ったおこわのようなものから、ちまきまで)
甘味系 (マンゴープリン、エッグタルト、金木犀ゼリー、牛乳プリンなどの冷たい
デザートとは別にお汁粉専用や豆腐花専用のワゴンもあります。)
これらのワゴンがレストラン内をぐるぐるとまわっているのですが、定期的に回って
くるものでもなく、何度も来るワゴンもあれば、なかなか来ないワゴンもあります。
「次にきたとき・・・」と思い後回しにすると、二度とお目にかかれないこともしばしば。
飲茶はタイミングと思い、蒸籠の蓋をあけて見せてもらい、気になったものがあれば
迷わずお願いした方が良いかと思います。次に・・・と考えていると、なかなか
巡り合えることはありません。食べてみて美味しい、というのもたくさんありますし。
これをご覧の皆様。
来港の際には、ぜひわたしたちと飲茶にお付き合いくださいね~!
心よりお待ち申し上げております☆
ワゴンの飲茶、来港時には絶対に味わっていただきたいうちの
一つであります。いろんなワゴンが回っているので、注文しなくても、
見ているだけでも楽しいのです。
デザートだけでも、数えきれないくらいあります!!
休日飲茶・・・定番化したいです。