2014年 08月 11日
中国楽器は博士におまかせ
言葉が分かりませんので簡単な挨拶しかできないのですが、香港での知人が少ないわたしにとっては、大親友並のお友達。
その大親友の中で、一方的に博士と呼んでいるおじいちゃん。
ご想像の通り、見た目が博士だから呼び名も博士。
アガサ博士にも御茶ノ水博士にも葉加瀬太郎にも通じる髪型が特徴の、品の良い優しい香港人のおじいちゃんです。
エレベーターが一緒になると身ぶり手ぶりでいろいろお話していたのですが、ある日突然ふとしたことで博士のお宅へお邪魔することに。
博士の部屋は、なんとなんとの最上階!!
下界を見下ろす最上階は、庶民のフロアとは違った間取りとなっており、いわゆるペントハウスとよばれるお部屋なんだとか。(一般的に)
扉の向こうには・・・
これ、なーんだ!?!?
なんと博士は二胡の先生なのでした~。
はじめて伺った時は博士自ら二胡のレッスン中。
二胡のみならず、中国楽器全般に詳しく、強いて言うならば香港中国楽器オーケストラのようなものの指揮者もやっているとのこと。(強いて言わなくていいし、詳しいどころかマニア級!!)
やっぱりーー!!芸術家っぽい髪型だと思った!!
ということで、何度かお邪魔しては二胡だの〇〇(忘れた)だのという楽器を弾いたり見せたりしてくれるわたしの博士☆
二胡の楽譜はこんなんです。
こんなのもあります。
なかなかの音色を奏でる博士の演奏は、心がとっても癒されます☆(何様だっ!?)
…と、冗談はさておき、
もしやその博士さま、こちらの関係者さんでしょうか…
http://www.hkco.org/Default.aspx?lang=C#
興味はあるものの、なかなか行くチャンスがないのです。
ひゃーーっ!!!すみませーーんっ!!!
おじいいちゃんといえども、殿方には変わりない!!
気をつけねばーーっ!!
でも、このおじいちゃんになら100%勝てる自信がありました☆(笑)
・・・というのも冗談で、気を付けます!!!!
ありがとうございました。
たぶん↑の関係者だと思います。
HPを見ても、博士の姿らしきものはないのではっきりとは分からないのですが。
もしかして有名な博士でしょうか??
来港のきっかけが民族楽器だったとは!!
わたしの中で民族楽器というと、東南アジアやアフリカで使われている楽器のことで、二胡や銅鑼、琵琶や笛などは中国楽器という分類が別枠であるような気がしていました。どうしてか考えたところ、中国楽器って、何だか高貴な感じがするんです!!あんまり種類が分からず恥ずかしい限りなのですが、二胡もヤンチンも楚々としている感じがしませんか?鍵コメさまなら、すぐにある程度の曲は弾けるようになってしまいそう!!しかも独学で!!使いこまれた楽器は本当にしあわせですね☆
二度も返信してしつこくてすみません!!
博士の二胡の演奏は、体が吸い込まれるような抑揚で、しばし夢と現を行ったり来たりのしあわせな時間です。香港中樂団という楽団があることも恥ずかしながら先日知ったばかりなのですが、急激に興味がわいてきています。中国楽器のオーケストラ(というのでしょうか)って、いったいどんな音楽なのでしょうか!?!?博士の正体も気になることですし、近いうちに出かけてみようと思います。香港の演奏会は日本に比べ、気軽に行くことができるんですね。博士が指揮者として出てきたら、博士と呼んで友達感覚で接していた自分が恥ずかしくなってしまうと思いまーす。